経過報告

2023-09-18

2023年9月 ヨーロッパ呼吸器学会(ERS 2023)でPROMISE試験の中間解析結果を報告しました!

ERS 2023がイタリアのミラノで開催されました。(9月9日~13日)
私たちの研究グループから、研究事務局の古川大記(名古屋大学)と近藤康博(公立陶生病院)がPROMISE試験の中間解析結果を報告しました。


"Nationwide All ILD Registry with Central MDD in Japan; Providing Multidisciplinary ILD Diagnoses (PROMISE) Study"
Oral Presentation “Novel research impacting clinical practice in interstitial lung disease” (古川)。
2020年から2022年に、全国133の呼吸器学会認定施設から2,798例の中間解析結果を発表しました。特に、過敏性肺炎ガイドラインの影響や新しい疾患分類に関する診断の詳細を報告しました。

"Diagnostic Criteria Arrangement in Nationwide All ILD Registry with Central MDD in Japan; PROMISE study"
Poster session “Clinical problems in rare interstitial lung diseases”(近藤)。
間質性肺炎の新しい疾患分類基準について報告しました。特に、診断の確信度に応じた新しい診断基準や新しい疾患分類としてのNSIP with OPとSmoking-Related ILDについての基準を提案しました。

両発表とも、多くの来場者が参加して大盛況の発表となりました。
PROMISE試験/IBiS試験は、今後の間質性肺炎の診断と治療に大きな影響を持つことが期待されています。
引き続き、皆様のご協力とご支援をよろしくお願い致します!